アロレメ通信 第1号 H18/ 12/1 アロレメ通信 第2号へ (緊急ノロウイルスについて)
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IACA認定 アロマテラピ−スク−ル 受講生及び卒業生の皆様におかれましては、アロマテラピーを美容に健康にと生活の中に取り入れ
生き生きとしたライフスタイルをエンジョイなさっている事と思います。
今年も残りわずかで、急に冬らしく寒くなってきましたね。お元気ですか?在校生の皆様には、
お会いする機会がありますが、卒業生の方々には中々お話する機会がありませんので、アロレメ通信を通じて、
新しい情報等をお伝えできたらいいなーと思い会員の皆様にアロレメクラブ通信を発行する運びとなりました。
不定期になりますが、気が付いた事、伝えたい事などがありました時に、発行いたしたいと思います。
本格的な冬を迎え、風邪もはやってきましたが、アロマテラピーで、心も身体も健康にして、この冬を
乗り切りましょうね。 IACA 上田久美子
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1) 経皮毒とは 三笠書房 「経皮毒がまるごとわかる本」参照
私たちの生活は合成化学物質抜きには成り立ちません
毎日使っている洗剤やシャンプー、化粧品・・・・・数え上げたらきりが無いほどの製品に合成化学物質が
使われています。
これらの多くの合成化学物質が皮膚を通じて体内に吸収しているとしたらどうでしょう。
洗剤、シャンプー、入浴剤などのラベルを見ると、そこにはたくさんの合成化学物質が書かれています。
しかし、多くの人が「別に口に入るものでも無いし」あるいは「今迄も障害は現れていないし」と気にもとめない
のかも知りません。
最近は口から入る食べ物には人一倍気をつけている方も多くなりました。
けれど、化学物質は口から入るだけではありません。実は皮膚からも化学物質は吸収されているのです。
そして、その化学物質が少しづつ身体に蓄積されていき、ある日突然その影響が現れる危険性があるのです。
これが「径皮毒」です。この径皮毒の原因となる科学物質を「有害化学物質」と呼びます。
2) 径皮毒が、胎児に、子供に、大人になっても影響が・・・・
毎日使用する家庭用品の中でも、特に注意が必要なのは、より多くの有害な化学物質や環境ホルモンが含まれている
シャンプーやリンスです。しかも頭皮には毛穴がたくさん有り、比較的皮膚が薄い為、これらの物質を吸収しやくなっています。
それに加え、入浴により、肌の温度も上昇するため、毛穴も広がりさらに吸収しやすい条件が重なっていきます。
(石鹸に変えた事で、アトピーが改善してきた。という報告があります)
毎日使うという頻度を考えると、アトピー性皮膚炎やかぶれなどのアレルギー疾患だけでなく、ガンを誘発する
危険性も含んでいるから恐ろしいものです
さらに、化粧品には保湿剤や乳化剤として添加されているプロピレングリコールや洗剤に含まれるラウリル硫酸ナトリウム
(合成界面活性剤)という物質は、私たちの皮膚のバリア機能を壊し、化学物質が皮膚から進入する手助けをしてしまいます。
本来お肌を美しくケアするはずの化粧品が、皮膚の組織を破壊し、有害化学物質の進入を容易にしているとはおかしなものです。
注意しなければいけないのは、その影響が、本人以外にも及ぶという事。
例えば、妊婦の場合、胎盤を通じて胎児にその影響が様々な形で受け継がれてしまうと考えられています。
これがいわゆる「継世代毒性」といわれるものです
ここ数年「キレる」子供が増えていますが「継世代毒性」の影響を否定する事はできないでしょう。
母親の身体に蓄積された有害科学物質が胎児の脳の発達段階で、神経細胞や神経回路形成に影響を与えている
可能性は決して低くありません。(近年アレルーギーの子どもが増えている事も事実です)
さらに「学習障害」(LD)注意欠陥、他動性障害(ADHD)、自閉症、さらには重度のうつ病や育児障害(虐待)
若年性認知症など大人になってからの脳への影響も指摘されています。
3) 経皮吸収
化学物質が身体に入る経路は口から入る「経口吸収」。呼吸により入る「吸入」。そして皮膚から入る「経皮吸収」
等があります。
虫刺されの薬や、心臓疾患で使用する貼る薬等は薬効成分が皮膚から直接吸収されていくのを利用しています。
乳液やクリーム等肌を守る化粧品、シャンプー、リンス、歯磨き剤等、日常使っているこれらの物は塗り薬と同じく直接
肌に吸収されていきます。実は、こういうものにも、皮膚から吸収される化学物質はたくさん含まれています。
4) 化学物質が皮膚のバリアを通れるわけ
皮膚は表皮、真皮、皮下組織で構成されています。表皮部分の一番上、空気に触れている部分を角質層といい
5〜15層からなる固いたんぱく質のケラチンやセラミドなどが積み重なっています。
角質層は、外部からの異物の進入を防ぐバリア機能のはたらきがあります。
このバリアを潜り抜けるには二つの方法があります。
一つは脂溶性で分子が小さい事。もう一つはバリアを壊して中に入る事です。
植物の例でいくと、葉っぱの表面はワックスで覆われていて、水滴ができると水玉が出来ます。
これは人間の角質層と同じバリアの役目をしています。
そこで葉っぱを界面活性剤の入った洗剤でふくと、今度は水滴をたらしても水玉は出来ずに浸透していきます。
そのバリアがなくなった葉っぱに赤インクをたらしておくと、白い花が赤く染まっていくのが解ります
人間の皮膚もこれと同じように化学物質が吸収されていくわけです。
このような経皮吸収により、たとえ少量でも、毎日化学物質を取り込んでいると皮下組織への化学物質の蓄積が
次第に多くなって行きます。
つまり、シャンプー、合成石鹸などを毎日使っていれば、体の中に化学物質が運ばれて行き
確実に蓄積されていきます。
5) シャンプー、リンス、入浴剤・・・・・・入浴時が一番危険
フリーパスで角質層を通過した化学物質は、皮下組織に入り、そこから血液やリンパ液に乗って全身に運ばれて
いきますが、その一部は皮下組織に残留する事は、実験によってわかっています。
皮膚から吸収された化学物質は皮下組織に長くとどまり、時間をかけて体内に取り込まれていきます。
吸収して10日目には経口吸収では約90%が排出されるの対して、径皮吸収では約10%程度しか排出されません。
そこに、皮膚温度が上昇すると、化学物質の吸収率は上がるという特質があります。
と言う事は、一日のうちで一番ゆっくり出来る入浴時が一番危険だと言うことになります。
そこでは、シャンプー、リンス、入浴剤、ボディーソープなど、有害物質をたくさん含んでいる、合成化学製品に最も多く
ふれる時でもあるからです。
6) 「手にやさしい台所洗剤 ・クリーム」 本当にやさしい?
皮膚の角質層が日焼け、肌荒れ、皮膚炎などで傷んでいたりすると、皮膚のバリア機能は働けません。
そのため、有害物質は簡単に通りぬけてしまいます。
日焼け、肌荒れをケアーするために使用するクリームの中に、化学物質が必ず入っています。
使った後は一見肌がすべすべになったように思えます。しかし、又すぐに元に戻り、またクリームを使うという
特に注意したいのは、台所用洗剤、シャンプーなどに含まれている合成界面活性剤のラウリル硫酸ナトリウです。
これは泡が良くたつように添加されているのですが、角質層の細胞膜を確実に破壊していきます。
ラウリル硫酸ナトリウで破壊された角質層は、あらゆる化学物質を通すようになります。
台所用洗剤食器を洗った後、手の油がなくなり、カサカサしたという経験があると思います。
その為、後には必ず市販の安価なクリームでケアーする人もいますが
角質層が破壊されて化学物質が入りやすくなっているところに、さらに化学物質を吸収させている事になり
主婦湿疹などの原因にもなっています。
7) 化学物質の運びや
化粧品などには、乳化剤として「プロピレングリコール」という化学物質が当たり前のように使用されています。
この「プロピレングリコール」は分子が小さく、角質層に浸透しやすいという特徴があります。
そのために、保湿効果やしっとり感等の効果が実感できているような錯覚に陥ります。
又、他の物質の浸透を助ける「運びや」的な役割を果たすため、シャンプー、リンス、歯磨き粉、ファンデーション
シェービンビングクリーム、ベビー用品、医薬品など、様々な製品に含まれています。
このように多くの日用品などに使用されているのは、「プロピレングリコール」が有害性が低く安全な化学物質だと
一般に認められているからです。
しかし、有害性が低くても、過剰摂取や蓄積により、過敏症状をおこしたり、染色異常、赤血球の現象、内臓脳への
障害も懸念されています。
おどろく事に赤ちゃんのおしりを拭くティッシュにも「プロピレングリコール」が使われています。
それでなくても角質層が未発達赤ちゃんのおしりに使うものに、なぜ使用しなくてはいけないのでしょうか?
たとえ、安全性がたかいとしても、一緒に使用されている化学物質が有害であれば、それも取り込んでしまうので
安全とはいえないでしょう。
「プロピレングリコール」の成分表示はPGと略して書く場合がありますので、成分表をよく確認して使用していないものを
選ぶべきです。
8) 身体に今も蓄積続けている径皮毒
洗剤、シャンプー、リンス、歯磨き粉、ファンデーション等、毎日使うものは必ずといっていい程合成界面活性剤が入っています
それらを使用すればするほど、皮脂膜や角質層が破壊され、容易に体内に入る事になります。
このように次第にためていった有害化学物質は、有る臨界点に達した時に、一気に病気という症状が出てくるのです。
例えば、突然アトピー性皮膚炎と診断された時、医者は何を処方するでしょうjか?
牛乳のたんぱく質、あるいはダニ、ほこりが原因だといって、副腎皮質ホルモン剤を処方するかもしれません。
副腎皮質ホルモン剤は皮膚炎症に対する症状緩和には劇的な効果を示しますが、根本治療にはなりません。
その一方で、相変わらず有害化学物質が含まれている洗剤、シャンプー、リンス、歯磨き粉、ファンデーション
食品等を利用していたのでは、症状はさらに悪化するばかりでしょう。
全ての病気には原因があります。そのきっかけを化学物質が作っている事を理解すればどうすればよいかは
見えてくると思います
9) 経皮毒から身体を守る方法
買わない、使わないが原則ですが、身体にたまった毒素は取り除きましょう
食事を変えるだけでも、毒素はかなり排出できますのでビタミン、ミネラル、食物繊維等のバランスを常に考えましょう。
@食物繊維を積極的に取る
本来、人間には代謝機能が備わっており、汗や尿、便などから有害物質をきちんと排出して浄化できる
ようになっています。しかし、余りにも取り入れる毒素が多かったり、誤った食事やストレスなど
何らかの原因で代謝のリズムが狂うと、毒素がどんどん蓄積されて行きます。
食物繊維は、特に排出機能を高めます。それだけではなく、大腸がんの予防や食べすぎ
肥満予防にも効果的です
Aハーブ、アロマテラピーを上手に使い、排出させる。 ハーブはティーにしてのみます。
ハーブ フェンネル
利尿・強壮・鎮静作用。腸内ガスの排出、むくみ、食欲不振、肥満、便秘、更年期障害を改善させる働き。
レモングラス
胃腸の働きを促進。循環改善、貧血、自律神経失調症などを改善させる働き。
ローズマリー
血行促進・頭脳明断化作用。コレステロール値を低下、肝臓の不調、循環器系、関節炎、低血圧
頭痛、肥満、うつ病、肩凝り、更年期障害、貧血などを改善させる働き。
ローズヒップ
利尿・強肝作用。疲労回復、夏バテ、便秘を改善させる働き。
セージ
発汗抑制、更年期の症状に。
腹痛やガスでお腹が張っている時に効果がある。低血圧、肥満、うつ病、頭痛、ホルモンのバランスを改善 せ
*妊娠中は長期の使用をさけること。
カモミール
健胃・消化促進・消炎作用。風邪や神経症の不眠や便秘に有効。
ジュニパー
下毒・食欲増進作用。
老廃物の排出する作用が強い為、むくみやリウマチ、肝臓障害、肥満や糖尿病の改善にも役立ちます。
*妊娠中や腎臓に炎症のある場合、また長期間の使用は避けること。
アロテラマピーでの精油 バスオイル・バスフィズ・マッサージオイルで使用
解毒作用 (毒性物質を中和する作用) ジュニパー・フェンネル・ブラックペッパー
緩下作用 (腸からの排便を促進する) ジンジャー・フェンネル・ブラックペッパー・マージョラム・レモン
B笑いが免疫を高め解毒に
近年、笑う事を治療に取り入れている医師も多くなりました。それは笑う事が免疫力や代謝を高めるという
事が証明されたからです。
笑う事で、ガン細胞やウイルスを殺す、ナチュラルキラー細胞が活性化する事で、免疫力が高まります。
私たちの身体は60兆個の細胞で構成されており、成人になると毎日ガン細胞が50〜100個発生しています。
しかし、全員がガンになるわけではありません。それは、身体にある免疫が常にチェックしているからです。
ガン細胞は、有害物質などの影響で活性化してしまう事があります。それを排除するためにナチュラルキラー細胞が 集
集められますが、その数はがん細胞1個に対して100個のナチュラルキラー細胞が必要です。
ガン組織1gの中に約10億個のがん細胞がいますので、それらを排除するのに100倍のナチュラルキラー細胞が
元気に働かなければいけません。
笑う事がなぜいいのかというと、楽しくなると脳の中の前頭葉が興奮し、その信号が免疫をコントロールする
部位に伝達され、たくさんの神経ペプチドという神経伝達物質を作りだすからです。
当然、笑いから出来たものは善玉ペプチドなので、それが血液やリンパ液によって身体に運ばれ、途中で
ナチュラルキラーと結合します。
善玉ペプチドに結合されたナチュラルキラー細胞は楽しい情報を持っているペプチドに活性化されて
より元気に増える事ができます。
一方、悲しみやストレスの刺激によって悪玉ペプチドが放出され、ナチュラルキラー細胞と結合すると、ナチュラルキラー細胞は
元気が無くなり、免疫の仕事も出来なくなってしまいます。
そんな時に有害物質が入り込んでくると細胞は毒物の餌食になってしまいます(病気)
つまり、笑う事はナチュラルキラー細胞を活性化させ免疫力も高まり、有害物質の排泄に役に立つことになります。
○○さんの「手あれ」克服日記
3年ほど前までは、お湯を使い始める季節になると決まって「手あれ」が始まりました。
ハンドクリームをこまめに使ってはいたのですが、次第に指先が硬くなって、割れ目ができてきます。
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