バラは優雅に、確実にアレルギーを癒してくれる

毎年、2月の声を聞くと、いやな花粉症の季節になります

アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギー、花粉症等のアレルギー疾患の患者数は
欧米や日本等の先進工業国に置いて増加の一途をたどっています。

多くのアレルギー疾患は遺伝的素因に基ずいて発祥していたとしても
近年のアレルギー疾患患者の増加は遺伝子のみで説明出来る物ではなくなりました。
急にアレルギー発祥にかかわる遺伝子が増えたとは考えにくいと思います。

アレルギー素因を持った人が、アレルギーを発祥するには、明らかに環境との相互作用が
大きく影響していると考えざるえません。
密閉構造の住居におけるエアコンで、ダニが発祥したり、排気ガスや食品添加物の影響など
多くの環境要因が指摘されています。

試験や職場を変わった時などの精神的ストレスで、アトピー性皮膚炎や気管支喘息の症状が
悪化する事は良く知られています

このような精神的ストレスによるアレルギーの悪化は、神経ー内分泌ー免疫系の
密接な連鎖関係を示していて、徐々にその分子的仔細が明らかにされようとしています。


アレルギーの仕組み

「 アレルギー、花粉症の起こるわけ」で書いてありますが
花粉を吸いますと人の身体にはIg抗体(免疫グロブリン)というタンパク質ができます。
このIgEが、身体に侵入してきたスギ花粉などと肥満細胞の上でくっついて反応を起こし
ヒスタミンやロイコトリエンなど化学伝達物質を出して、その刺激でくしゃみや鼻水や
鼻づまりなどの症状が現れます。これで花粉症の症状が出るわけです。


まり、肥満細胞がIg抗体と結合しなければ、肥満細胞はヒスタミンなどを
出さないわけですからその結合を阻止する物質があれば、花粉症の症状は
起きないことになります。


実験では、バラの花(色や大きさ、つぼみや開花した物にかかわらず)
葉、茎、根など、それぞれから、熱水抽出を行った物を使いました。


その結果、バラの花(花びら、オシべ、メシベ等)葉、茎、根など各部分から
阻害活性が認められました。


今回の実験で用いたバラは全て園芸種の交配品種ですが、ハマナスなどからも
同程度の阻害活性が認められました。
これらの事からバラのヒトige−igeレセプター結合阻害作用はバラ科バラ族の植物特有の物で
バラの木全体に共通する成分だという事が判明致しました。


次にヒトige−igeレセプター結合阻害作用によって、ケミカルメディーターの
遊離抑制が実際に起こる事を確かめた所、バラはほぼ完全にヒトの好塩基球からヒスタミンの
遊離を抑制し、抗アレルギー作用を持つとされるペパーミントよりも高い抑制率を示しました


従い、バラのこの作用を応用して、入浴剤、シャンプー、石けん、化粧品
マッサージオイル等バラの抽出液を患部に与えたり、口から入れるものとして、ジャム
ローズワイン、飲む香水等を用いる事により アレルギー症状の改善が可能だと思われます。


それらは、全身への抗アレルギー効果に加えバラ特有のアロマテラピー効果も加わり
もっとも期待されるところです。
バラの安全性についても、日常的に接する機会が多いのにもかかわらず
過去に問題にされた礼もない事からさほど問題がないと思われます。

今年は、バラの化粧水、バラのオイル、バラの石けん等を手作りして
花粉症を含めたアレルギーにたいしても、体質改善をぜひしましょう。


※バラ抽出物の抗アレルギー作用については、渋谷一郎「バラ抽出液の抗アレルギー作用」
 及び、ニッカウヰスキー、アサヒビール、鳥居薬品との共同研究されたものを参照致しました。